神社

茨城県

日本武尊神社|日本武尊を祀る神社

ここは筑西の平野、鬼怒川と小貝川が育てた常陸西部の低い台地だ。名を読む前に、まず土を読め——見渡すかぎりの田と畑、街道の交わる里。社殿の扁額には「日本武尊神社」と読める(看板)。
茨城県

権現社|秘仏の龍、龍神と水の祠

格子戸の奥、注連縄の垂れる暗がりに、円錐形の冠をいただいた石の像がひっそりと座している。木札は「権現社」、傍らの説明板は「清龍権現石像」と告げる。
茨城県

熊野神社|熊野を祀る筑波山麓の山の社

まず地形から読む。ここは筑波山塊の南西、北条の集落を見下ろす丘の斜面だ。写真の三枚目——民家の間を細い参道が上り、寛永十三年(一六三六)の古鳥居が集落の路地にそのまま立つ。
茨城県

平澤八幡神社|筑波の裾で氏子が守る八幡の丘

筑波山塊の南裾、平沢の集落を見下ろす小さな高台に、白壁と瓦屋根の拝殿が静かに建つ。土地から読めば、これは川筋を離れた丘の縁の社だ——低地の稲作を見守る位置に立ち、背後の裏山を負う。
茨城県

川村天満宮|天神を祀る社と、不殺生の境界

筑波山地の南に垂れた丘の裾、学校の脇のわずかな一画に、苔むした石鳥居と小ぶりの本殿がひっそりと佇む。社号標は「川村天満宮」と刻み、本殿の妻には「天満宮」の扁額、木鼻の下には梅鉢の紋——これは菅原道真を祀る天神社であること…
茨城県

高道祖神社|境と生命の道祖神

社号標には「高道祖神社」、朱の社殿の扁額にも同じ名が掲げられている(source=看板)。「道祖(どうそ/さい)」とは、村と外の世界を分かつ境に立ち、疫病や邪霊が入るのを塞ぐ神——塞の神・岐(くなど)の神である。
山梨県

浅間神社|富士の湧水と浅間信仰

雨に濡れた黒い板壁と、苔むした狛犬。扁額には確かに「浅間神社」と読める。ここは山梨県南都留郡忍野村忍草——富士の北麓である。
茨城県

鷲神社|機織りの鳥神を祀る、沼森の丘の祈り

丘は低い。だが、周りの田畑から見ればわずかに身を起こした高台で、杉と常緑の木立が社地を囲い、風の通り道になっている。沼森――地名が水を語る。
茨城県

大宝八幡宮|沼を見下ろす丘に、坂東最古の八幡が降りた

まず足もとの土地から読む。ここは標高およそ二十八メートル、周囲三百メートルを見渡せば北も西も十数メートルまで落ちる——はっきりとした台地の上だ。関東平野の湿った低地のなかに、ぽつりと乾いた高みが突き出している。
茨城県

若宮八幡宮|八幡の御子を祀る、頼朝勧請の若宮

下妻の大宝、鬼怒川と小貝川にはさまれた常陸の低地から一段高くなった丘の上に、この社はある。関東でもっとも古いとされる八幡の杜——大宝八幡宮の境内の一角、本殿のかたわらに寄り添うように建つのが、この若宮八幡宮だ。