月水石神社[神社]📜 式内社(比定候補)
📍 日本、〒300-4353 茨城県つくば市沼田1603 2026-08-31
— 由緒板の原文(読めた字)イワナガヒメの「謂われ」
この神社は、イワナガヒメを祭神としております。古事記・日本書紀に、書かれている様に大山津見神(山の神)の娘でコノハナノサクヤビメの姉にあたります。天孫ニニギの命(天照大御神の孫)は、コノハナノサクヤビメに結婚を申し込むが、父親の大山津見神は、イワナガヒメを添えて姉妹二人を妻として差し出しました。ところが醜い姉は送り返し、美しい妹とだけ結婚します。古事記に従えば大山津見神は次の様な、重大な発言をする。
「私の娘二人を一緒に献上した理由は、イワナガヒ…
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イワナガヒメの「謂われ」
この神社は、イワナガヒメを祭神としております。古事記・日本書紀に、書かれている様に大山津見神(山の神)の娘でコノハナノサクヤビメの姉にあたります。天孫ニニギの命(天照大御神の孫)は、コノハナノサクヤビメに結婚を申し込むが、父親の大山津見神は、イワナガヒメを添えて姉妹二人を妻として差し出しました。ところが醜い姉は送り返し、美しい妹とだけ結婚します。古事記に従えば大山津見神は次の様な、重大な発言をする。
「私の娘二人を一緒に献上した理由は、イワナガヒメを妻にすれば天つ神の御子の生命は、雪が降り、風が吹いても常に、石の様に不変不動であろう。又コノハナノサクヤビメを妻にすれば木の花が咲きほこる様に、繁栄するだろうと誓約をして差し上げたからだ。ところが、あなたはこの様にイワナガヒメを返して、コノハナノサクヤビメだけを留めた。だから天つ神の御子の生命は、木の花の様にはかなくなるであろう。」
日本書紀第九段一書二では、送り返されたイワナガヒメ本人が「もし、天孫が私をしりぞけずに妻としたならば、生まれる子供の生命は、長く永遠に不変だったろうに。ところが、今すでにそうではなく、あなたは妹だけを妻にした。だからその生む子供は必ず木の花の様に散り落ちてしまうだろう」と呪いの言葉を発したとされている。つまり山の神の娘イワナガヒメは、天皇又は人間全体に「死の運命」を定める宣告をしたとされている。
古事記によれば、コノハナノサクヤビメは天つ神の御子を出産します。最初はホデリの命(海幸彦)次に生まれたのがホスセリの命最後に生まれたのが皇室の祖先となるホヲリの命(山幸彦)またの名はヒコホホデミの命であると云う。
イワナガヒメとコノハナノサクヤビメの姉妹は人類全体の死の起源神話になっている。天皇(又は人間)は、石(イワナガヒメ)ではなく植物(コノハナノサクヤビメ)との結婚によって誕生したために石のように不死ではなく、植物のように子孫を生み残して死ななくてはならなくなった。
それ故にイワナガヒメはこの筑波の地に留まって世の人々を見守りながら、現在も永遠に息づいています。
イワナガヒメ(月水石神社)