三村山清冷院極楽寺 石造五輪塔[寺]
📍 日本、〒300-4223 茨城県つくば市小田 545F+9M 2026-08-09
— 由緒板の原文(読めた字)石造五輪塔(花崗岩 総高二七六・五cm)
つくば市文化財
三村山清冷院極楽寺奥の院の本塔は、石造基壇の上に辺長一四三センチ、高四四・五センチの基礎をすえ、その上にこの五輪塔が立つ。基礎は側面を二区に分ち、各々に流麗な格狭間を作る。基礎上面は反花座とし、中心五葉と両端に位一葉ずつの間弁のある単弁蓮華文を各面に彫出する。
地輪は幅一〇七・五センチ、高七〇・五センチ、きわめて整美に彫成されている。水輪は最大径九五センチ、高六九・五センチあり、やや扁平な形状ながら、満々たる張りを示…
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石造五輪塔(花崗岩 総高二七六・五cm)
つくば市文化財
三村山清冷院極楽寺奥の院の本塔は、石造基壇の上に辺長一四三センチ、高四四・五センチの基礎をすえ、その上にこの五輪塔が立つ。基礎は側面を二区に分ち、各々に流麗な格狭間を作る。基礎上面は反花座とし、中心五葉と両端に位一葉ずつの間弁のある単弁蓮華文を各面に彫出する。
地輪は幅一〇七・五センチ、高七〇・五センチ、きわめて整美に彫成されている。水輪は最大径九五センチ、高六九・五センチあり、やや扁平な形状ながら、満々たる張りを示す。火輪は最大幅一〇四センチ、高六〇・五センチあり、軒中央部で有るか無きかわずかに反り、端に至って鋭く反り上る。軒口は鮮やかで、屋根流れは少しのよどみもない。風・空輪は一石で、〔判読不能〕垂直に整えられ、空輪は〔判読不能〕最大幅四七センチ、高七五・五センチ、風輪は重厚な曲線を描き、〔判読不能〕ばかりの張りがある。全体として、力強い作品であり、鎌倉時代後期の全国的にも珍しい本格的な五輪塔である。
〔判読不能〕一連の作風を示すものか西大寺、奈良西大寺の叡尊五輪塔、鎌倉極楽寺の本塔もこの流れ〔判読不能〕鎌倉後期の完成された様式の五輪塔の中でも、〔判読不能〕系石工による作品である。忍性ゆかりの三村山極楽寺の本塔もこの流れ、額安寺の忍性五輪塔がそれであり、〔判読不能〕に属するものと考えられる。
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