阿弥陀如来

未分類

三宝大荒神|岩に阿弥陀を刻み、火の荒神を祀る森

伊豆の北のはずれ、函南町畑毛の丘に立つと、まず読むべきは名でも仏でもなく、この地形だ。座標は箱根火山の南麓、丹那断層のほど近く、湯の湧く土地である。
茨城県

常願寺|兵火を生きのびた雨乞いの阿弥陀三尊

まず土地から読む。ここは鬼怒川と小貝川に挟まれた下妻の低平地、常陸国真壁郡の西の縁だ。増水すれば水に浸かり、日照りが続けば田が割れる——水に翻弄される平野である。
茨城県

慈眼山三光院普門寺|小田家の祈願寺、六百寺を束ねた常陸の田舎本寺

まず土地から読む。ここは筑波山塊の西南麓、神郡(かんごおり)の丘の裾だ。参道の傍らに石灯籠が対で立ち、緑の生垣が水路に沿って伸びる——山から落ちる水と、その水を頼りに開かれた田の縁に、寺は錨を下ろしている。
茨城県

新善光寺|念仏一遍、解意派を興した常陸の道場

まず土地から読む。ここは旧常陸国、鬼怒川と小貝川に挟まれた低い台地の縁で、水利は乏しくとも人と道が集まる要である。境内に立てば、路傍に整然と並ぶ「二十三夜塔」の群れ(画像5)がまず目を引く。