作詞家 矢野亮先生 顕彰之碑|一千曲を紡いだ作詞家、生地に立つ碑

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作詞家 矢野亮先生 顕彰之碑

【陽の由緒】

これは神を祀る場ではない。人ひとりの言葉を祀る碑だ。碑頭には山の稜線が刻まれ、その下に「作詞家 矢野亮先生 顕彰之碑」と黒く抜かれている。ここ茨城県筑西市——旧真壁郡、鬼怒川と小貝川に挟まれた常総の平野の縁——は、作詞家・矢野亮の生まれた土地だとされる(source=伝承)。碑は御影石の質朴な立ち姿で、羽黒児童公園の一隅、道路に面した明るい場所に据えられている。奥に社殿があるわけでも、参道が続くわけでもない。子どもの遊ぶ声が届く場所に、ひとりの言葉の人が置かれている。

碑文が挙げる代表作の連なりが、そのまま昭和の歌謡史の断面になっている——三橋美智也の「夕焼けとんび」、「リンゴ村から」、高倉健「唐獅子牡丹」、若原一郎「おーい中村君」、春日八郎「あん時ゃどしゃぶり」、小畑実「星影の小径」、松島詩子「喫茶店の片隅で」。碑の右には「夕焼け空がマッカッカ/とんびがくるりと輪を描いた/ホーイのホイ」と、その代表作の一節が刻まれ、筑西市長・須藤茂の揮毫と添えられている。

📍 36.309041, 139.978423(日本、〒308-0021 茨城県筑西市甲40−7 羽黒児童公園)

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