茨城県

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作詞家 矢野亮先生 顕彰之碑|夕焼け空に歌が昇った、下館の丘

玉砂利を敷き、御影石を磨き、頂に富士か山並みの稜線を彫り込んだこの碑は、一見すると神を祀る磐座のようにも見える。だが刻まれているのは神名ではない。ここに祀られているのは、一人の人間の「言葉」だ——作詞家・矢野亮。
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小舘音頭歌碑|磐城の丘に刻まれた、踊りと恋の節まわし

ここは祭神を持たぬ碑だ。だから神話を無理に立てず、まず土地と所作から読む。 六角の御影石の柱に、着物姿の女が片手を高く差し上げて舞う——盆踊りの一手を青銅に留めた像が載る。台石の正面に彫られた大字は「下館音頭歌碑」。
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日限天満宮|日を限りて願う、天神鎮魂の丘

標高およそ四十一メートル、北も東も南も一段低く落ちていく台地の縁(きわ)に、この社は立つ。鬼怒川と五行川が刻んだ関東平野の北の際(きわ)——水に削られた段丘の突端は、古来、人が「ここを聖域とする」と決めてきた地形だ。
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薬師寺|筑波四面の薬師、焼けても還る丘の灯

杉と照葉樹が日を断つ斜面の途中、落ち葉を踏みしめて進むと、苔むした石段の上に堂が一つ浮かぶ。標高およそ百八メートル、北と北西が高く、東から南、西へと落ちていくこの地形は、水の集まる低みを足元に抱える段丘の縁だ。

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